クロワッサン バターが溶けださないようにする4つの工夫

クロワッサンはバターが溶けだしてしまうので、夏場に家庭で焼くのは難しいパンです。

室温が低ければ低いほどバターが溶けないので作りやすくなります。

多くのパン教室でクロワッサンのレッスンを冬季に設定しているのはこのためですね。

 

私は室温が26℃以下になると作ることもありますが、冷蔵庫を行ったり来たりして作ります。

さすがに7月8月は難しいですが、9月になると食べたいと思ったときには作ります。

先日もショコラクロワッサンを作りました。

 

作業中にバターが溶けだしてしまうと、焼いたときにバターの海のようになったり、焼き上がりがぱさついてしまったりします。

そこで今回は、室温が26℃でもバターが溶けださないようにする私なりの工夫について書きたいと思います。

 

 

工夫1 とにかく手早く、かつ丁寧に作業する

 

室温がある程度ある中でめん棒をゆっくりかけていては、バターは容赦なく溶けていきます。

ですが、早く早くと思って無理やり一気に生地をのばそうとしてものびないばかりか、生地が破れる原因にもなります。

しかもきれいに長方形にのびません。

手早く作業することは大事ですが、力任せにしないで丁寧に均一に力を加えてのばしていきます。

この均一に力を入れてというところがポイントで、どうしても利き手によって左右の差がでてくるのと同時に、手前と奥の差も出てきます。

できるだけ差が出ないように力を調節しながらのばします。

こね台が動くようでしたら、台ごと上下の向きをかえて行うとよいように思います。

最初にバターを包むときの生地やバターシートも左右で厚さの差がないように作るのもポイントです。

 

 

工夫2 少しでもだれてきたら冷蔵庫へ

 

室温によっては、一度のばすだけでもだれてきますので、そんな時は折った状態でラップに包み、ジップ付きの袋に入れて冷蔵庫で休ませます。

また、生地がなかなかのびないときも、一度休ませることによってのばしやすくなります。

そして冷蔵庫に入れることによって、バターが引き締まるので安心してのばすことができます。

手早くのばすことができない方にもおススメです。

 

 

工夫3 のばすときは打ち粉をして 折るときにはきれいに払う

 

打ち粉が極端に少ないと、めん棒に生地がくっつき破れます。

破れるとそこからバターが出てきて修復困難になりますので、破れる前に冷やしたり打ち粉をして防ぐ必要があります。

のばすときは打ち粉をしてのばし、折り込むときには刷毛を使って粉をしっかりきれいに払いましょう。

粉を払わないと、粉っぽい仕上がりになり、内層が重くなるだけでなく、最終的に表面に粉が付いていると焼いた後も白く残ってしまいます。

 

 

工夫4 生地を触りすぎない、最終醗酵は温度を上げすぎない

 

成形の時にはできるだけ手で触れる回数を減らします。

触りすぎて生地温度が高くなると、それだけでもバターが溶けだします。

カットした面を触らないのはもちろんのこと、生地をカットした後に移動するときはスケッパーを使うなど、できるだけあちこち触らないようにします。

 

また、最終醗酵で温度を上げすぎてもバターが溶けだし、焼くとバターの海になってぱさぱさになるので注意が必要です。

 

 

 

室温が低い時でもこれらのことを意識すると、きれいな層ができて軽い仕上がりのクロワッサンができるので、意識するようにしています。

そして初めてクロワッサンにチャレンジされる方は、できるだけ室温の低い冬季にチャレンジしてみることをおススメします。

 

・焼くとバターの海みたいになっている

・焼き上がりがぱさぱさ、重たい

・きれいな層ができない

とお悩みの方への参考になればと思います。

 

以上、クロワッサンのバターが溶けださないようにする私なりの4つの工夫についてのお話でした。

 

今回もお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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