ベーグル 輪っかが離れないようにする2つのコツ
今回はベーグルについてのお話です。
レッスンでは中級コースに入っています。
シンプルなので、チーズなどをのせて朝食にいただくのもいいですし、サンドしてランチでもいいですね。
そんなベーグル、せっかくきれいに成形したと思ったのに、ケトリング(お湯に通す作業)をしたら輪っかが離れちゃった!とか、とじ目が開いちゃった!なんてことありませんか?
今回は、それをなくすためのコツを2つお伝えしたいと思います。
(ここでのベーグル成形は、3回閉じ込み、片方を扇状にのばして反対側を包む成形の場合で記載しています)
コツ1 くっつける部分の包む方をしっかり扇状にすること
ベーグル成形で多いのは、具材を包む時に片方の端には何も入れず、扇状にする成形だと思います。
(成型方法によっては中央に指を入れて輪っかにしていく方法などもあります)
←黒糖ベーグル
扇は端を包める大きさにします
片方の端を扇状にする成形の時には、先を全体で包み込めるように大きくのばし、とじ目もしっかりと閉じます。
ここで扇の大きさが足りないと反対側を包み込めず、ケトリングしている最中だけでなく最終醗酵の時にも開いてきてしまうことがあります。
コツ2 具を欲張らない
具だくさんの方がいいと思ってたくさん入れると、棒にした時のとじ目も離れてしまいます。
成形の時に生地を張らせることでベーグル特有のパツンとした張り感が出るので、張らせてほしいのですが、そのためにはあまり具を欲張らない方がいいです。
特に3回閉じこむタイプの成型では、3回目は何も入れないで包んだ方が失敗しにくくなります。
←中にラムレーズンを入れています。
3回閉じのうち、2つめまで入れています。
奥の2つは何も入れず、ねじっただけの成形です。
また、チョコレートなどの溶けやすい油分や、ラムレーズンなどの水分、クリームチーズなどのペースト状のものなどは、生地が離れやすくなるので、慣れるまでは3回目は入れない方がきれいにできます。
反対に固形チーズや枝豆など、油分や水分が比較的出にくいものは、3回目まで入れても問題ないことが多いです。
入れる具材によって、どこまで包むか調節してみてください。
ベーグル成形は慣れるのに少し時間がかかりますが、コツをつかんで上手に作れるようになると嬉しいですね。
ぜひ何度もチャレンジしてみてください。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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